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野口LIFE

アルミニウムの多様性とその加工技術

アルミニウム

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色々な業界で使われるアルミニウム

アルミニウム材を用いた製品は、電気自動車、航空機、電子機器、建築材料といった多様な産業で使用され、近年その注目度が高まっています。その理由として、アルミニウムが持つ軽量性、高い耐食性、優れた熱伝導性や加工性が挙げられます。さらに、アルミニウムのリサイクル性が非常に高いため、環境負荷の低減にも寄与しています。

特に電気自動車やEV自動車の製造においては、アルミニウムのプレス加工が重要な役割を果たしています。これらの業界では熱伝導性と軽量化が求められており、そのニーズにアルミニウムが応えているのです。

1円玉もアルミニウム

アルミニウムの鋼種

また、アルミニウムは純度が99.0%以上のものを「準アルミニウム」と称し、他の金属を添加したものを「アルミニウム合金」と呼びます。これらは「番手」を用いて分類され、4桁の番号で表示されます。我々の会社で行うプレス加工では、一般的に1000番系と5000番系のアルミニウムが使用されます。

①1000番系

1000番系は99.0%以上の純度を持つ純アルミニウム系の材料で、耐腐食性が高いため、アルミ箔やアルミ缶、1円硬貨もこの材料で作られています。また、導電性や熱伝導性に優れており、銅の代替材料としてバスバーや電線などにも使用されています。さらに、アルマイトと呼ばれる処理によって、アルミニウムの表面に耐食性や耐摩耗性の高い陽極酸化皮膜を形成することができます。

②5000番系

5000番系は、主にマグネシウムを多く添加したアルミニウム合金で、強度や溶接性を向上させつつも、耐食性や加工性を保持した素材です。そのバランスが優れており、多様な用途に対応しています。

弊社で量産加工しているアルミニウムの深絞り製品

我々の会社では、多くのアルミニウムプレス加工品を製造し、自動車業界や電子部品業界で利用されています。アルミニウムは加工性が良い一方、柔らかさから傷の発生や破断のリスクがあります。そのため、製品の形状や精度に合わせて順送加工やトランスファー加工、金型の仕様を決定する際には細心の注意を払い、繊細な工程設計が求められます。これは、我々がこれまでに培ってきた経験とノウハウの賜物です。

アルミニウムのプレス加工は、自動車業界をはじめとする多岐にわたる産業分野で活用され、その需要は今後も増加すると予想されます。金型設計製作においても、これらの加工技術をサポートするためには専門的な知識や技術力が必要です。そのような技術力を備えた私たち株式会社野口製作所は、高品質な製品とサービスを短納期で提供し続けることで、競争力を維持し、様々な産業に対して貢献しています。

野口製作所からのメッセージ

野口製作所は昭和 42 年の設立以来、金属プレス加工を通して御客様の課題を解決す る提案型企業として成⻑して参りました。

私たちのコア技術はプレス加工の工法の一つ、深絞り加工です。

この深絞り加工技術で 製作した製品を電子機器部品、車載部品で使って頂いています。

また、医療機器として 製作している製品の中には、これまで実現できなかった非常に微細で薄肉の製品を深絞 り加工技術により製作に成功したものもあり、お客様の事業拡大に大きく貢献しまし た。

このように私たちは幅広い市場ニーズにお応えする製品製作をしております。どんな時でも私たちが大切にしているのは、御客様の課題に共に悩み、解決のための最 適解を提案するきめ細かい伴奏型のものづくりサービスです。

御客様の伴走者として共に成⻑していくことは最大の喜びだと考えています。 そのためにも、まずは社員一人ひとりが人間力を鍛え、正しい判断で御客様へ寄り添える人 財の育成が何よりも大切だと感じ、日夜人財育成に努めております。

これからも私たちは、世界中のお客様の期待をこえる価値を、安心というカタチで提供し ていきます。


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