RECRUITMENT COLUMN

採用コラム

パパも安心して取るぞ育休!〜働きやすい会社のリアルストーリー〜

今回は、私たちの会社で男性社員が育休を取得した実際のエピソードをご紹介します。

「製造業の現場で男性が育休を取れるの?」「現場に影響は出ないの?」と疑問を持つ方もいるかもしれませんが、野口製作所では、チーム全体で協力しながら働きやすい環境をつくっています。

育休を取った2人の男性社員の背景

昨年、私たちの工機グループから2人の男性社員が育休を取得しました。工機グループは金型の製造とメンテナンスを担当しており、製造現場を支える重要な部署です。

この2人は同じグループで働いており、一人は40代のグループリーダー、もう一人は20代の若手社員でした。同じ時期にそれぞれ2人目と3人目のお子さんが生まれ、育休を取得することに。現場では重要な役割を担う2人が同時期に休むことになるため、事前にグループを超えた協力体制を話し合い、スムーズに業務が進むよう準備を進めました。

育休中のサポートと職場の声

2人は話し合い、2週間ずつ交代で育休を取ることで、同じグループ内での業務負担を最小限に抑える方法を選びました。これにより、1人が休んでいる間はもう1人がグループをまとめ、他の社員と協力して業務をカバーする体制を整えました。

さらに、他のグループからもサポートの手が差し伸べられました。金型製造には細かな調整が必要ですが、事前に必要な技術や知識を共有し、横断的な協力体制を構築しました。こうした努力により、業務への影響を最小限に抑えることができました。

特に印象的だったのは、ベテラン社員からの前向きな声です。
「自分の時代には育休なんて取れなかった。奥さんに迷惑を掛けて申し訳ない思いをしたから、今の若い人にはそういう苦労をしてほしくない。育休を取るのは大賛成だよ」といった声が聞かれ、職場全体が協力的なムードに包まれていました。

復帰後のエピソード

育休を終えて職場に戻った2人も、スムーズに仕事に復帰することができました。これは、業務内容を社内のコミュニケーションツールである「LINEWORKS」を活用して共有していたおかげです。業務の進捗や現場の状況がリアルタイムで見える環境が整っていたことで、休み中も職場の状況を把握でき、不安を抱えることなく育休期間を過ごせたと2人は話していました。

また、育休を取得したことで家庭との絆が深まり、「子どもの大切な時期を一緒に過ごすことができた」「奥さんがとても喜んでくれた」という声もありました。さらに、「育休で一度離れたことで、業務の見直しや整理が進み、復帰後はより効率的に仕事に取り組めるようになった」と、仕事に対するモチベーションや効率が向上したと感じたそうです。

育休制度を導入した背景

ワークとライフのバランス

野口製作所では、社員が安心して働ける環境づくりを重視しています。仕事だけでなく、家庭やプライベートの充実も大切にしており、「ワークライフバランス」を重視した職場づくりを進めています。

育休制度を導入した背景には、家庭の幸せが仕事の充実につながるという考え方があります。家族との時間を大切にすることで心のゆとりが生まれ、それが仕事への集中力や成果に反映されると私たちは信じています。また、こうした制度を整えることは、優秀な人材を確保し、会社全体の成長にもつながると考えています。

育休取得の意味とこれからの取り組み

男性社員が育休を取ることは、家庭と仕事の両方を充実させる大切なステップです。今回の2人の育休取得を通じて、私たちは職場全体で支え合うことの大切さを改めて感じました。

これからも、社員が安心して育休を取得し、家庭も仕事も両立できる環境をさらに強化していきます。野口製作所は、社員一人ひとりの成長と幸せを応援する会社であり続けたいと思っています。